5月です。
連休はどこも行かずジッとする過ごし方。
先月は腰痛で歩けなくなり3日間仕事を休む事も。
ヘルニアです。
今は大丈夫ですが痛くならないように腰に悪い体勢はしないよう意識しています。
昨日の仕事での事。
六角のネジ山が潰れかけていたので取り替えるために外していたら途中で抵抗がかかり、あと半分って所でネジが抜けなくなる。
もちろん六角レンチでは外せず、ネジ穴埋めを使っても外せず、プライヤーで掴んで回そうとしても外せず。
位置的に非常に掴みにくく、それでいてプライヤーでは回しにくい。
もちろんネジは回らない。
潰れかけている段階なのでネジを締めようと回せば回るのだが、
ネジを完全に外そうとすると途中から回らないという具合。
この状態で上司がプライヤーで目一杯挟んでネジを外そうとするので露出しているネジ山は完全に潰れてしまう。
この結果、締めようにも締めることができず、また取り外せないので事態は極めてヤバイ方向に。
ヤバイのは納期。
どうしても生産しなければならないアイテムだったので、本来ネジで固定するものを別のもので固定し、騙し騙しの生産だったが何とか機械を稼動させることができた。
生産できたと一言で言えば簡単だが、生産できたこと自体は運が良かっただけだと今は思う。
この場を凌いでもアイテムによっては機械稼動が停まる可能性は大いにある。
この日は昼休み無しで業務にあたるオレである。
もうヤケクソである。
最後にネジ山を完全に潰したのは上司であるし、そもそもネジ山が潰れかけているのに交換しようとしないし、たまたまオレが担当した時にそうなっただけで何でオレのせいみたいになるのか理解に苦しむ。
この日の機械稼動に黄色信号が点灯した時にこの上司が不機嫌そうに下を見て「はぁ~」と大きなため息をついた時、やり場の無い怒りがこみ上げてきた。
最初に上司に相談した時に「ああ、右手前のやつ(ネジ)でしょ?」って、そこまで認識していて何故今まで処置を何も施さなかったのか?
これがヤケクソの引き金。
ネジの代わりにワイヤーで固定しようとすると、インシュロック使えばいいじゃん?って上司が言うんですが・・・インシュロックで上手くいくわけねーよ、アホか!と。
で、インシュロックで固定していざ稼動させてみると10分後に固定したものがズレてくる訳で。
で、もうオレは怒り狂ってワイヤーで固定。
これで昨日は何とか機械を動かす事が出来た。
問題なのは休み明けからの機械稼動である。
出荷日が決まっているものもたくさんある。
そして今日。
何とかする為に休日にも関わらず会社へ行く。
もちろん今日はオレ一人しかいない。
昨日抜けなかったこの中途半端な状態のネジを抜き取るしか道は無いのである。
しかし無策で休日に会社へ行くほどオレもアホではない。
バイスプライヤーだ。
これで何とかなれ!と。
しかし中々上手くいかない。
半ば意地になって「回れぇ~」と静かな工場に声が響(いていたはずだ)
すると、少しだけネジが回った気がした。
これはもしかして・・・と思い、力いっぱいバイスプライヤーを握る。
少しだけ回った。
この“少し”が大きな大きな前進に感じた。
でもまた途中で回らなくなるのではないかと不安になりながらも、
小さな声で回れ回れと小さく呟きながら手に力を入れる。
そしてその時は来た。
「よっしゃー!!!」
こんな感覚は近年無い。
馬券が当たって声をあげたことはあるけど、
馬券で唸ったことは無い(と思う)
これでメーカー来社メンテ料金(多分数万はかかる)の削減できる。
コスト削減で次長も喜んでくれるはずだ。
とりあえず次長だけには報告しておく事に。
オレは褒められるべきである。
連休明けは何事も無かったかのようにして、
上司から何か聞かれれば「直しました」とカッコよく決めるつもりだ(笑)
連休はどこも行かずジッとする過ごし方。
先月は腰痛で歩けなくなり3日間仕事を休む事も。
ヘルニアです。
今は大丈夫ですが痛くならないように腰に悪い体勢はしないよう意識しています。
昨日の仕事での事。
六角のネジ山が潰れかけていたので取り替えるために外していたら途中で抵抗がかかり、あと半分って所でネジが抜けなくなる。
もちろん六角レンチでは外せず、ネジ穴埋めを使っても外せず、プライヤーで掴んで回そうとしても外せず。
位置的に非常に掴みにくく、それでいてプライヤーでは回しにくい。
もちろんネジは回らない。
潰れかけている段階なのでネジを締めようと回せば回るのだが、
ネジを完全に外そうとすると途中から回らないという具合。
この状態で上司がプライヤーで目一杯挟んでネジを外そうとするので露出しているネジ山は完全に潰れてしまう。
この結果、締めようにも締めることができず、また取り外せないので事態は極めてヤバイ方向に。
ヤバイのは納期。
どうしても生産しなければならないアイテムだったので、本来ネジで固定するものを別のもので固定し、騙し騙しの生産だったが何とか機械を稼動させることができた。
生産できたと一言で言えば簡単だが、生産できたこと自体は運が良かっただけだと今は思う。
この場を凌いでもアイテムによっては機械稼動が停まる可能性は大いにある。
この日は昼休み無しで業務にあたるオレである。
もうヤケクソである。
最後にネジ山を完全に潰したのは上司であるし、そもそもネジ山が潰れかけているのに交換しようとしないし、たまたまオレが担当した時にそうなっただけで何でオレのせいみたいになるのか理解に苦しむ。
この日の機械稼動に黄色信号が点灯した時にこの上司が不機嫌そうに下を見て「はぁ~」と大きなため息をついた時、やり場の無い怒りがこみ上げてきた。
最初に上司に相談した時に「ああ、右手前のやつ(ネジ)でしょ?」って、そこまで認識していて何故今まで処置を何も施さなかったのか?
これがヤケクソの引き金。
ネジの代わりにワイヤーで固定しようとすると、インシュロック使えばいいじゃん?って上司が言うんですが・・・インシュロックで上手くいくわけねーよ、アホか!と。
で、インシュロックで固定していざ稼動させてみると10分後に固定したものがズレてくる訳で。
で、もうオレは怒り狂ってワイヤーで固定。
これで昨日は何とか機械を動かす事が出来た。
問題なのは休み明けからの機械稼動である。
出荷日が決まっているものもたくさんある。
そして今日。
何とかする為に休日にも関わらず会社へ行く。
もちろん今日はオレ一人しかいない。
昨日抜けなかったこの中途半端な状態のネジを抜き取るしか道は無いのである。
しかし無策で休日に会社へ行くほどオレもアホではない。
バイスプライヤーだ。
これで何とかなれ!と。
しかし中々上手くいかない。
半ば意地になって「回れぇ~」と静かな工場に声が響(いていたはずだ)
すると、少しだけネジが回った気がした。
これはもしかして・・・と思い、力いっぱいバイスプライヤーを握る。
少しだけ回った。
この“少し”が大きな大きな前進に感じた。
でもまた途中で回らなくなるのではないかと不安になりながらも、
小さな声で回れ回れと小さく呟きながら手に力を入れる。
そしてその時は来た。
「よっしゃー!!!」
こんな感覚は近年無い。
馬券が当たって声をあげたことはあるけど、
馬券で唸ったことは無い(と思う)
これでメーカー来社メンテ料金(多分数万はかかる)の削減できる。
コスト削減で次長も喜んでくれるはずだ。
とりあえず次長だけには報告しておく事に。
オレは褒められるべきである。
連休明けは何事も無かったかのようにして、
上司から何か聞かれれば「直しました」とカッコよく決めるつもりだ(笑)
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